Process
製作工程
バテンレースの製作工程についてご案内します。
吉田バテンレースでは、ブレード（布テープ）を製紐機で織るところから始め、すべての工程を一貫して自社で行なっています。
織り機でブレードを作る
ブレードを製紐機で織って作ります。糸巻きで巻いた専用のボビンを取り付け、糸の調子を調整しながら織り上げます。
ブレードで模様を作る
台紙にブレードをしつけ糸で縫い付けながら形を作っていきます。
見えている面を裏側にして、表面に継ぎ目がでないようつないでいきます。
かがり模様を施す
ブレードで作った模様の隙間を埋めるように、さまざまなかがり模様を施していきます。この模様が、レースの繊細な美しさを作ります。
ミシンがけ
テーブルクロスなどは、布地にミシンでレースを縫い付けていきます。
洋服や小物なども、一からミシンで縫い上げています。
洗い・のりづけ
レースは最後に必ず湯で洗い、のり付けをします。
工程の中でも難しい作業で、特にのりづけには、熟練の職人の経験と勘が必要とされます。
アイロン仕上げ
仕上がりを大きく左右するのが、アイロンでの仕上げ作業。プレス機やアイロンを使って、レース模様を美しい形に仕上げていきます。
バテンレースの制作で、ブレードを織るところからすべてを一貫して行っている、吉田バテンレース。
一つ一つの工程を大切に、製品づくりを続けています。